MUKU-DATA  茶室 「雨聴天」

待庵の本歌取りとして杉本博司氏によって作られた「雨聴天」
当然、そこで使われている材木がどのようなもので
どう使われ、どう見えるか?

常にその視点で建築とそこで使われる材木を見て
自分だったらどう使おうか・・と考える。

旧奈良屋門の扁額は水車板、
床の間に置かれた敷板は虫食い
床柱は何だろう・・・ 一部朽ちて割れや欠けが生じている。
床框も古そうだが丁寧に磨きをかけている。。

沓脱石や雨水排水溝には異素材の光学硝子、
屋根はこの土地の蜜柑小屋の錆びたトタンを使っているらしい。